ウィッグをかぶっての外出は、「ずれる」ことがとても気になりますよね。
特に抗がん剤治療中などの脱毛時は、地肌が敏感になっているので、より気を使います。
また脱毛中や発毛中のときは、頭のサイズが変化していくため、ずれやすくなります。
このサイトでは、そんなウィッグの「ずれ」にしっかりと固定できる3つの方法をお伝えします!
医療用ウィッグがずれない固定方法3選
サイズの合ったものを選ぶ

医療用ウィッグを用意するタイミングは、「抗がん剤治療」が必要だと分かった後ではないでしょうか。
病理検査結果が分かり、場合によっては、1ヶ月もしないうちに抗がん剤治療を始める場合もあります。
その場合、時間がないためウィッグを選ぶのに大体で決めてしまった!なんてことにもなりかねません。
ウィッグは脱毛し始めてから、発毛後およそ10ヶ月ほど着用することになります。
ですから、頭のサイズをきちんと測り、脱毛したときの事を考えてアジャスターなどがついた、サイズの調節ができるものが必須となります。
オーダーメイドの商品でない限り、サイズはS~LLのお店が多いのではないでしょうか。しかし私の頭は小さく、SSサイズでした!ですから取り扱っている店舗が少なかったです。

出典:https://www.carewig.com/
ウィッグを購入するには、実店舗へ行くか通販ショップを利用することになると思います。
値段も数千円のものから30万円程のものまであるため、予算に合わせて選びたいですね。
インナーキャップをかぶる

インナーキャップとは、医療用ウィッグの下にかぶる薄手のキャップのことです。素材はコットンがオススメです。
脱毛中、直にウィッグを被ると肌によくありません。治療中の地肌はとても敏感です。また、冬場はあまり感じられませんが、汗をかくため蒸れやすいので、汗を吸い取るために必要です。
インナーキャップを被ることによって、ウィッグのズレを解消してくれます。
どうしてもずれてしまうときは、こめかみにアメリカヘアピンをウィッグに挟めば、しっかりと固定できました。
発毛中にはヘアネットが便利

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ヘアネットをウィッグをつける前に、自分の髪をまとめるために使います。
自分の髪をきちんとまとめおくと、ウィッグがつけやすくなります。このヘアネットはおしゃれ用ウィッグでも必須アイテムですね。
ウィッグをつけた時に、ウィッグのヘアスタイルがキレイなシルエットに見えるようになります。
この時になると段々と髪の毛が生えてくるので、頭のサイズが大きくなります。アジャスターをうまく調節していきましょう。
医療用ウィッグにテープを貼る

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医療用ウィッグにはもみあげの部分にテープを貼る箇所があります。その部分に両面テープを貼り、地肌に貼り付けるだけです!
一番お手軽な方法ですね。ただ、肌が弱い方などはかぶれる可能性があるので、一度パッチテストをすることをおすすめします。
両面テープは何回か貼ったり外したりを繰り返すと粘着力が弱くなってくるので、その場合は新しい両面テープに貼り替えましょう。
医療用ウィッグを実際に購入したお店のご紹介
選ぶ基準は人それぞれですが、私が重視したポイントはとにかく「自然」なことでした。
街なかで「あの人ウィッグだろうな~」と見かける場合がありますよね?それを避けたかったんです。しかし、予算もそんなにかけたくなかったので色々と調べました。
大手メーカーのウィッグは高価なうえ、どこかオバさん向けのようで、若い人でもおかしくないデザインを探しました。
私が選んだショップは通販ショップの「Story」です。乳がんの手術で入院した病院にパンフレットがあり、お値段とデザインで選びました。

着用すると、家族や病院の看護師さんから「全然不自然じゃない!おかしくないし似合ってる」と評判でした!良かったです。
ショートからロングまで揃っていますので、ウィッグを購入されたい方は一度サイトを訪れてはいかがでしょうか。