劣等感をなくして本来の魅力を出す方法



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たちはできれば劣等感を感じずに楽に生きていきたいと願っていますが、劣等感というものは悪いことばかりなのでしょうか?

ここでは劣等感を過剰に感じることなく、自分の人生を向上させるために活用するためのコツをお伝えします。

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劣等感とはそもそも何なのか?

アドラーが発見した劣等感の正体

親や学校から不自然な形で植えつけられる形の劣等感以外にも、あなたが自然に感じる劣等感もあるかと思います。

心理学者のアドラーは劣等感を以下のように分類しました。

  • 器官劣等性:客観的にみて明らかに劣っていること
  • いわゆる劣等感:バネにして頑張れる程度の劣等感
  • 劣等コンプレックス:周りに悪影響を与える劣等感

器官劣等性は身体の一部が先天的に(客観的に)劣っているもことを言います。

例えば、人間は鳥と異なり空を飛ぶことができませんが、その欠点を克服するために研究を重ね、飛行機を「発明」することができました。

また、人間社会においては「分業」が進むことによって多くの人が何不自由のない豊かな生活を享受することができています。これは人類が大自然の厳しさに対して協力して器官劣等性を克服していると言えるのです。

 

いわゆる劣等感は、自分の目指すゴールと現状との間に感じるギャップのことを言います。自分の容姿にコンプレックスを感じて、一生懸命努力してダイエットなどの自分磨きをした結果、幸せな結婚を実現する人はたくさんいます。

また、運動が苦手なことにコンプレックスを持っていたが、その分勉強を頑張ろうと決めて第一志望の大学に入ることができた、という人も多いと思います。

 

劣等コンプレックスは劣等感をバネにして努力するのではなく、押しつぶされてしまい、周りにネガティブな影響を与えてしまうことを指します。

劣等コンプレックスの強い人はありのままの自分を愛することができない人です。劣等感を我慢することができず、やたらと自慢話をしたり、自分より立場の弱い人を攻撃したり、といった形で現れます。劣等コンプレックスに基づく言動をする人があなたの周りにも一人はいるのではないでしょうか?

また、ことさらに自分の不幸な境遇を自慢するのも劣等コンプレックスの現れと言えます。自分は仕事が忙しすぎて結婚相手を見つけることができない、上司に恵まれないから出世できない・・・などと自分の不幸な境遇を強調し、自分の特殊性を主張することで、劣等感を解消しようとしているのです。

劣等コンプレックスは「他人への依存」という形で現れることもあります。尊敬できる人から自分の成長のために積極的に学ぼうとする態度ではなく、その人に完全に依存するという「虎の威を借りる狐」の状態です。

他者依存の極端な例として、「好きなアイドルが自殺したので後追いしてしまった」、「心の隙間をうめるために恐ろしいカルト宗教に入信してしまった」ということも実際に起きています。

アドラー流・劣等感の克服法

劣等感や劣等コンプレックスは誰でも持つものですが、誰しも自分の劣等感から解放されて、自分に誇りをもって生きたいと願っています。

アドラーは人生には3つのタスク(課題)があり、そのタスクを全うすることで幸せになれる、すなわち不健全な劣等感から解放された人生が手に入ると説いています。

アドラーの説く人生の3つのタスク(課題)

  1. 仕事のタスク
  2. 交友のタスク
  3. 愛のタスク

「仕事のタスク」は、何らかの職業につき、自分は世間の役に立っているという感覚を手に入れることを指します。自分が他人よりも優れているという感覚ではなく、自分がこの世界の一部であり、社会全体に貢献しているという感覚が劣等感から解放されるために必要だと説いたのです。

 

「交友のタスク」です。これは仕事のタスクにも関連します。仕事をするときに目の前にいる相手を信頼しないことには、仕事が前に進みません。自分の身近にいる人物を性善説にたって信頼することは仕事を進めるうえで必要ですし、そうすることで自分自身にも自信を持つことができるようになるのです。

「愛のタスク」です。アドラーは赤い糸で結ばれた運命の相手というものはいないと断言しています。愛する相手とは運命的にひとりでに結ばれるものではなく、強い意志を持って何十年も愛し続けることで自らが運命の支配者となろうとする態度こそが愛の本質だと説いています。

「美人も3日で飽きる」という諺もあるくらいですから、人間にとって自分以外の他人を愛し続けることは非常に難しいことなのです。自分の外見にコンプレックスを持ったり、外見の優れた人に対して劣等感を感じたりするのは精神的に大人になりきれていないことを意味しています。

アドラーは積極的に人と競争して打ち勝つことではなく、周りの人との協力関係を結ぶことこそが劣等感克服のカギだと考えました。縦の関係よりも横の関係を重視しているとも言えます。

どれだけ外見や収入などが優れていても、人は一人では生きていくことができません。そのことに深い部分で気が付くことができれば人は真の意味で自立を果たし、劣等感から卒業できるのです。

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劣等感はあなたの味方

ここでは劣等感を解消する方法をご紹介しましたが、劣等感は自分を見つめなおし、成長させてくれる味方でもあります。

劣等感を解消するプロセスの中であなたは大きく成長し、魅力的な人間になっいきます。

他人に対しては過度に劣等感を植えつけるような言動を慎み、自分の心の中にある劣等感を自らの飛躍のためにうまく活用できるようになりましょう。